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実質金利ゼロの「米ドル」でも利益を上げるコツがある！

リーマンショック以前であれば、米ドルと日本円との通貨ペアは大人気でした。日本円に対してとても安定している通貨であり、金利も3%前後で推移していたためですね。
変動が安定しているということは、一定のリズムで変動していることになりますので、変動差益も狙いやすいのです。
また、日本円との金利差も2.9%ほどあったため、スワップポイント狙いでコツコツ稼ぐことも出来たのです。

ところが、リーマンショックでその状況が一変してしまいました。急激な円高が進んだだけでなく、2009年6月現在、米ドルの金利は実質ゼロで推移しています。
もはや、日本円に対して「安定している通貨」と呼べないだけでなく、スワップポイントでさえ狙えなくなってしまったんですね。
では、もはや米ドルに投資をする価値はないのでしょうか？やはり他の通貨にターゲットを変えた方が得策なのでしょうか？

いえいえ。まだまだ米ドルにも投資をする魅力は残っています。変動幅が大きくなったということは、それだけ変動差益を狙いやすくなったということです。
また、日本円との金利差がなくなったことで、「ドル買い」と「ドル売り」の両方のポジションを建てやすくなりました。
したがって、スワップポイントが「マイナス」になることを恐れずに、どんどんポジションチェンジが出来るようになったんですよ。
現在もなかなか安定の兆しが見えない「米ドル/円」ですが、ピンチの時にこそチャンスが隠されているのです。
このチャンスを見逃さずに、ぜひ皆さんも米ドルを攻略してみませんか？