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テクニカル分析の「だまし」を見破るコツ

テクニカル分析を活用して相場を予想することは大切なのですが、テクニカル分析はあくまでも「予想」をするツールです。
「予想」は「予想」ですので、それが「100%当たる」ということはありません。
このように、テクニカル分析の結果とは違う方向に相場が動いてしまうことを「だまし」と呼んでいるんですね。
では、表示しているテクニカル分析の結果が、「だまし」なのかどうか、それを見極める方法はあるのでしょうか？

残念ながら、初心者ではそれが「だまし」であるかどうかを見極めることはほとんど不可能だと思います。
「んっ！テクニカル分析ではこうだが、これまでの経験則から言うと何かおかしいな…」
と、豊富な経験を積んだ熟練者であれば、テクニカル分析の「だまし」を見破ることは十分に可能です。
しかし、経験のない初心者の場合、やはりテクニカル分析通りに信じてしまうことが多いんですね。

そこで、次のような方法を試してみてください。
テクニカル分析の結果、しばらく待ってみます。テクニカル分析の結果通りに実際の相場が動き出すまで待つんですね。
そして、テクニカル通りに相場が動き始めれば、その時に注文を出しておくのです。
この方法であれば、テクニカル分析の「だまし」に騙されることはもうありません。
ただし、この方法だと最も大きな利益が可能な瞬間を見逃してしまうことになります。
「だましを恐れずに、最も大きな利益が狙える瞬間を狙うか？」あるいは、「大きな利益チャンスは見逃すものの、確実性を取るのか…」
どちらを選択するかは皆さんの自由ですが、テクニカル分析を100%信用することは賢い方法とは言えないんですね。