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リーマンショックでも儲けた人の取引方法とは？

世界を震撼させた「リーマンショック」、今でも世界中でその「爪あと」が残っています。
リーマンショックからしばらくした時、新聞にFX取引についてある記事が書かれていました。
その記事の主役は、FX取引で大損をした「主婦」です。これまでコツコツと貯めてきた「へそくり」の50万円が、リーマンショックで一気に吹っ飛んだと言うものです。
記事は、全体的に投資の怖さを表現しており、「投資には夢もあるが、その反面、リスクもしっかり考える必要がある」という感じでまとまっていました。
たしかに、投資にはリスクがあります。100%安全な投資などあり得ません。「絶対に儲かります！」という言葉だけは信用しないようにしておきましょう。
しかし、少し厳しい見方をすれば、その新聞で紹介されていた主婦が「下手くそ」だったのです。

リーマンショック直後、世界中で「日本への影響は少ない」と言われていたことは周知の事実です。
経済の専門家も日本への影響は、欧米や欧州に比べて少ないと言っていたのを覚えていますよね？
つまり、世界中の資金が「日本円」に集まることくらい、簡単に予想できたはずです。
資金が日本円に集めると言うことは、一気に「円高になる」ということです。これも簡単に予想できたのです。
そこで、私はすかさずポジションを「ドル売り」にチェンジしました。つまり、「米ドルの空売り」を実行したのです。

この効果たるや、すごいものがありましたよ！円高になることは分かっていましたので、レバレッジも上げていました。
私自身、リーマンショックで急激に円高になったことで、80万円近い利益を上げることに成功したのです。しかもわずか2カ月程度の期間内です。
いかがでしょうか？空売りが大切なことは皆さんもご存じだと思いますが、世界的な金融不安が高まった時こそ、空売りのテクニックが大活躍する瞬間なのです。
前述の主婦は、空売りのテクニックを知らなかったのでしょうか？損失を出したことには同情しますが、厳しい見方をすれば「自業自得」です。
皆さんも、ぜひこのようなテクニックを持って取引するようにしてくださいね。